つらぁ~い花粉症

みなさんの周りには、花粉症でお悩みの方は、いらっしゃいませんか?
そろそろ出てきましたね。花粉症。。。
( ̄・・ ̄)ムズ( ̄^^ ̄)ムズ(>0<)クシュン( ̄ii ̄)ジュル

Q.そもそも花粉症っていつ頃から出てきたの?
私が色々な講演会などで、教えていただいた事をまとめたものによりますと。
日本の戦後の復興とともに増えたといわれています。
もちろん、現代人は免疫がおかしくなったのだ。軟弱だといわれてしまったら、それまでなのでしょうが、実は、きちんとした裏があるようです。。。

戦後、日本再生のために、早く成長し、利用価値が高い木材として選ばれたのが、スギであり、日本各地で、たくさん植えられたのが、花粉症エピソードのプロローグであります。
ココで問題なのは、杉といっても日本に古来から生えていた杉を植えたのではなく、外来種を植えたということです。

その後、高度経済成長期にさしかかり、工業地帯が増え、化石燃料をバンバン燃やし、木造建築からコンクリートジャングルへ。各地で道路の舗装が進められガタガタの砂利や土で出来た道から舗装されたアスファルトの道となりました。
マイカーも夢から現実へとなり、今では、家庭に一台の車というのもあたりまえで、何台も所有している方も増えましたね。

そのような、日本が裕福になって行くのと一緒に増えてしまったのが、“花粉症”や“喘息”“アトピー性皮膚炎”をはじめとするアレルギー。
つまり、免疫系に関係しているのですが、人間の免疫系が進化もしくは退化したのでは? と思われるかもしれません。しかし、サルからヒトが誕生するまでの歴史を考えると、動物的にそんなに急激に変化はしないだろうと考えるのが自然です。
それでは、なぜ、増えたのか?。。。

戦後50~60年。戦後の復興で植えられたスギたちが、成長し、一番花粉を飛ばす時期(お年頃)になりました。材木として使われるはずだった、木々も今は、昔に比べて需要が少なく、環境破壊の面から考えても、むやみに切るわけにはいきません。
どんどん成長するスギ。
花粉でどんどん黄色く山を染めていきます。

しかも、飛ばす量もさながら、飛んだ花粉が、コンクリートジャングルへ漂って来てアスファルトの上で舞う。昔に比べて土が少なく吸収されない。。。
行き場を失った花粉たちは、都会のアスファルトの上で吸収されないまま舞っています。
最近、雨が降っても、花粉症が落ち着かないなのは、これが原因です。

そこに登場するのが、“排気ガス”
漂って舞っている花粉たちは、排気ガスと一緒にころがって、団子状になり、大きく成長していきます。

さて、その“排気ガス+花粉 団子”が体の中に吸い込まれました。
排気ガスの中には、体の中の粘膜を溶かす成分が含まれています。
粘膜とは、体と外界が接触するところにあるバリアの働きをする部分。
まるで、オゾン層を破壊するフロンガスのように、排気ガスは、粘膜を荒らし、穴をあけていきます。すると、オゾン層からもれて入る有害な紫外線のごとく、普段は体内に入れないハズの花粉が、粘膜を容易に通過してしまい。体の中に入りやすくなる。
免疫系が、混乱。そして、追い出そうと一生懸命に反応。
追い出そうとする反応=花粉症の症状となるのです。
花粉の量が多ければ多いほど、免疫系は驚き、追い出そうとする反応は盛んになります。

さらに、追い討ちをかける話になってしまいますが、粘膜を弱くするもしくは、穴をあける<のは、排気ガスだけではないとも言われています。
それは、現代社会に一番多いもの。電磁波とストレス。。。
粘膜が弱くなれば、抵抗力も落ちる。。。
“花粉症”“喘息”“アトピー性皮膚炎”をはじめとするアレルギーだけではなく、風邪やインフルエンザなどのウイルスやばい菌にも負けやすくなります。

まずは、外敵から自分を守ること。
次に、自分の体のコンディションを整えること。粘膜を保護し、強くしましょう!
それでも、だめなら、対処療法をお奨めします。

花粉症は、病気と考えずに、自分の体の悲鳴だと思ってください。
堤防が決壊してしまった時のサイレンと考えるとわかりやすいですね。

Author 壽代 - Category 健康・知っ得情報 - 2010年03月12日

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